推し×観劇=人生。

観劇記録とか、日常とか

年間37通のお手紙を書く話。

推しへのお手紙って永遠の課題じゃないですか?

みんなどんなこと書いてるの?めちゃくちゃ気になります。

出席確認のつもりで書き始めたお手紙が、今となっては、ライフワークの一つになっていて、常に手紙に書くネタを探し、素敵な言い回しを見つけてはメモっていて、書いていない時も頭の中は割とお手紙のことでいっぱいです。

 

年間平均37通・約55,000字。

文系卒論が平均20,000~30,000文字らしいので、毎年論文2冊を推しさんに送っていることになります。 

ちなみに10日に1通以上渡していることに・・・。

 

 

 

数字にしてみると、とても気持ちが悪い!!!

 

 

 

【ファンレター】という免罪符に頼りすぎだわ。

当たり前だけど内容なんてたかが知れていて 、お芝居の感想の他は「すきです!」が大半を占めているわけですが。

ここ最近の傾向としては、最近あった面白い事とか、推しさんの後輩や仲良しさんの出ている舞台の感想とか、自分の悩み事とか、推しさんにとってはどうでもいいことを書いていたりもします。

 

あなたのことを応援しています。

と伝える唯一のツールだったものが、いつの間にか私のすべてをさらけ出す場になっていて、どんどん正解から遠ざかっている気がしてなりません。

個人として認識され、毎回読んでくれていると知ってからは、照れくさくて「推しさんのここが大好き!」と書き辛くなり、代わりに、自分の事をなんでも書くようになりました。(例えば転職したとか試験に受かった/落ちたとか。)

とはいっても、人生相談なんて重い事は、後ろの方に「ここから悩み事書いてるだけなので、読まなくていいです。」と前置きしてから書いていたりもするのだけれど。

 

 

お手紙の正解って何なんですかね。

 

毎年何百時間も費やして書いている55,000文字に、いったい何の意味があるんだろう。

年に数回書いてしまう重たい手紙は、念がこもりすぎていて自分で捨てる事はできないので、プレボに入れて供養した気になっています。*1

手紙を書くたびに謎の虚無感に襲われたり、あまりにも書けなくて落ち込んだり、公演期間に寝不足になったり、ネガティブ思考に取りつかれたりもするけれど、それでも自分と推しさんをつなぐ唯一の方法を、自分から断ち切ることなんてできないんですよね。*2

 

手紙の正解について考えれば考えるほど、スランプに陥り、どんどん遠のいていく気がします。ただ単純に「すき!」「かっこいい!」でいっぱいだった時の方が、正解に近い手紙を書けていたような・・・

あの頃の純粋さがほしい!戻ってきて~~~~!

 

まぁ、逆を言えば、正解がないからこそ、いまでもこうして意味なく、お手紙を書けるのかもしれません。

 

 

お手紙を書く理由って何ですか?

 

私が、あなたの、ファンだから。

本当に読んでるのか なんて一生わからないし、読んでいても捨てられていても、私はこれからも「大好きです」と伝えるために、いろいろな言葉を選んで、悩みながらも書き続けるんだろうと思います。

拙くても、からっぽでも、きっと書くのを辞める事はできなくて、万が一辞めたとしたら、その瞬間に、今まで積み上げてきたいろいろなものが崩れるんだと思います。

一種の呪いですね。

 

お手紙を書かなくなった日に、正解を知れるよう、これからも、もがこうと思います。

お手紙は、辛い!だけど、大好きで唯一無二の、大切なツールです。

 

 

 

 

 

みなさんにとって、お手紙とはなんですか?

 

 

 

★ましゅまろ。お気軽に!

marshmallow-qa.com

 

 

*1:迷惑!

*2:「読んでるよ」の破壊力たるや・・・